文章能力

文章能力。

何と言うのが正しいのか分からない。でも、とりあえず文章能力とここでは言っておく。で、それが高い人が身の回りには沢山いる。私はそれがとても羨ましい。

例えば。

私と、その力が高い人(Aとでもしよう)が同じ経験をしたとする。旅行でも、仕事のプロジェクトでも良い。その同じ経験をして、その時に感じたこと、知ったことなどを文章にする。すると、私よりもAの方が豊かで、深いことを書いたりする。あと長い。良い意味で。

私が「〜をした。〜が良かったし、〜だと思った。」と書くところを、Aは何倍もの厚みを持った文を作り上げる。素直にすごいな、と思うし、自分もそのようにありたいとよく思う。

 

何故こんな文章を書けるのだろう?と考える。

自分よりも感じ取ることが多いから?感性の問題だろうか。アンテナが高ければそれだけ一つのものから受け取れる量は多くなるし、理由としては妥当だと思う。

持論を持っているから?自分でこうだ、これはこうあるべきだと考えることがあれば、ギャップを感じた時にその相違に着目して考えたり、学んだり出来るだろう。

 

こういう事を考える度に、自分の浅さにガッカリして残念な気持ちになるし、そんな人達が見ていることの多さに驚く。自分が見えていないものが見えているわけだから。またそうでなくとも、自分の頭にふと過ぎった、些細なことでさえも事細かに描写する、その丁寧さも自分にあったらばと思う。

自分のブログや、書いたものを見返してみる。すると何と稚拙で、行き当たりばったりな文章ばかりだろうか。何というかまとまりがない。もっと練り上げるべきだったといつも頭を抱える。

 

だから、これから自分の文章を書く力を上げていきたいと思う。方策はまだ考えてはいないけど。自分が憧れている、見習いたいと思う人達の文章のように、厚く、読む人が感心するようなことを書きたいと思う。これはすぐには良くならないし、ゴールが無いような気もする。

これはただ文章を書くためのレトリックだとか、構成とかを勉強したところで良くなるとは思わない。そもそもの「感じ取る」とか、「自分で考える」力が無ければ中身が変わらず、ただ形式だけが整う歪なものになってしまう気がする。なので、同時に自分の感性や、考えも鍛えるべきなのだと思う。

「良い文章を書く人」は、「人に物事を伝えることが上手い人」だ。自分の中で考えをまとめて、順序立てて人に説明することが出来る。同時に、話す力も上げたい。話すのはすごく苦手だけど。

 

という訳で、私は文章能力を高めるために伴う様々な要素を鍛えようと思い、深夜の3時40分にこの文章をスマートフォンで叩いている。何かコツが分かる人がいたら教えて下さい。

頼むよ〜〜〜〜!!!!!!